「性の多様性」は異性愛女性である私にとっても重要

個人的に気になったニュース記事の感想です。

トランスジェンダーの漫画家が伝える 「教師にやめてほしいこと」(杢田光)

トランスジェンダーで漫画家の小西真冬さん(@mahuyu524)は、自身の性と向き合うことから逃げていた10代の経験から、「小学生くらいのときから『性は多様性なんだよ』という情報を得られる教育があればよかった」とのこと。

実は私も同じように考える一人です。それは何もLGBTの人たちだけのためではありません。私自身のためにこそ「性は多様なんだ」というメッセージがあればどれだけ救われたかと思います。

といっても私はLGBTではありません。異性愛女性である私は、性自認や性的指向の観点からはマイノリティとは言えません。

ではどうしてそう思うのか?それは私が自慰(今風に言えばセルフプレジャーですが)を覚えた時期が幼稚園時代ととても早く、また同時期からSMの嗜好を自覚していたため、当時から「自分は他の人と違うのかな?」と悩んでいたからです。

というのも、子供向けのどんな物語に触れても自分と同じような経験について何も書いてないのです!。喜びや悲しみについてはいくらでも書いてありますが、性的な感覚については何も書いてありません。当時の私は、自分が世界中で誰もしたことがないような体験をしているのかと怖くなることさえあったんです。

当時の私にとって性は−−−−いわば「文明の真空地帯」「人類の叡智に見放された領域」と言っても過言ではなかったでしょう。

子供をこういう状況に放置するというのは、とても残酷なことではないでしょうか?

個人的な経験ですが、子供の自慰を見たときに、「自分たちはそんな恥ずかしいことなんかしてません」という顔をする大人って何なんでしょうね?代わりに「それはとても自然なことなんだよ」と言ってあげたいです。

といってもオナニーをするかどうか、いつ頃からするのか、ということに良い悪いはないわけで、みんな違っていいわけです。ですから性自認や性的指向の多様性はもちろんのこと、いわゆる性的マイノリティでなくても個人の性的な嗜好や性に対するスタンスや経験も多様でいいんだ、という教育がもし小学生の頃から受けられたなら、私も思春期以降、自分の性と向き合うことがもう少しスムーズになったんじゃないかな、と思うわけです。

私個人の体験について詳しくはこちらに記しました。(コミックマーケット94 2018/8/12日曜日 東地区ト-60b)