「異質を受容・肯定する装置」としてのBL

前章では、フェミニズムが必ずしも女性の欲望や多様性を応援してこなかったことに触れ、それを批判する形で出てきたフェミニズムの新しい動きと、腐女子文化の関連性についての先行研究を紹介した。本章では、BLが性に関して多様な女性の受け皿となっている現実を個別の例を通じて提示する。・・・・・・・

(中略)

上記の例から、BLには、性に関する多彩なマイノリティ性を抱えた女性が自己の異質性を受容し、肯定することを助ける働きがあると言えるのではないだろうか。

愛好家がBLから受け取るメッセージはとてもシンプルなものである。

−−−−自分を信頼しなさい。自分が心地良いと感じることを大切にしなさい。そう、世間が何と言おうと、である。

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