プロローグ BLが私にくれたもの

コミック・マーケット92で頒布予定の「女性による女性のための神話としてのBL」のセクション1のさわりを紹介します。

 本文に先立ち、私が個人としてどのような立場でBLと関わってきたのかを明らかにしておくことは、読者と私の双方にとって有用であろう。

 本書は「BL愛好家の女性にとってのBLの意味」を論ずることを目的としているが、私はこれを書く以前、「私個人にとってのBLの意味」について考察するエッセイを書き、友人たちと共有した時期があった。そのテーマを掘り下げるきっかけとなったのが、心療内科医として(現在は精神科医として勤務中なのだが)個人的に教育分析を受けていた時の、セラピストからの−−−−私にとっては−−−−意外な一言だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(つづく)

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